ベッドは部屋と一緒に考えなくてはいけない
ベットの配置を間違えると、真夜中にダイビングすることになる
なぜあんなに冬のお布団っていつもよりも増して
ふかふかで暖かくて気持ちよくて離れたくないのでしょうか。
良いベッドを選ぶときに大切なのはベッドの硬さや大きさ、品質だけじゃないのです。
ベッドの位置も大切なのです。
寝室、個室、客室など、ベッドの置かれる部屋には
いろいろな呼び方がありますが
ここではベットの置かれる部屋をベッドルーム
と総称しておきましょう。
ベッドは家具の一つです。なので衣装ケースや本棚のように
部屋の中の好きなところに好きなように配置して良さそうなものです。
ですが現実にはそういうわけにもいきません。
ベッドの配置によって、まず窓の位置が変わります。
次にコンセントの位置も変わります。
そして照明の位置も変わります。
ですが、それ以前にもっと大変なことが起こります。
少し想像してみてください。
6畳のベッドルームがあります。右側にクローゼット、左側にダブルベッド。
静かでとても落ち着いた雰囲気です。
ここで1つ問題が生じました。よく考えてみてください。
壁側に寝る人は、どうやって横になったら良いのでしょうか。
ダブルベッドを壁際に置くと、あなたが先に寝たあと、
パートナーは毎晩枕めがけてダイブしなければなりません。
ベッドに横たわるには、サイドから滑り込むのが原則。
ベッドには必ず「サイドスペース」が必要なのです。
ダブルベッドなら両サイドから、ツインベッドはセンターから。
ベッドメイキングなどを毎朝される方は
両サイドと足元の三方にスペースを確保する必要があります。
ベッドを設置する際にはベッドメイキングできるスペースを
気にしないといけないです。
ですがサイドは狭くても大丈夫です。
ベッドサイドはベッドの上部が大きくあいているので
比較的狭い通路でも大丈夫です。
ただし、出入口のドアロックやクローゼットの扉は
しっかり計算に入れておいてください。
ですがベッドの大きさにも考慮したほうがいいですね。
というわけで、ベッドルームの設計では、
ベッドのサイズだけではなく、
その配置やサイドスペースも検討しておく必要があります。