リビングに畳コーナーを設けてみるのはいかがでしょうか?
住宅の1部に畳コーナーを設けることで、心の落ち着く空間が生まれます。
今回は、リビングに畳コーナーを作るうえでのポイントについて解説します。
家の造り自体は洋風でも、レイアウト的にもインテリア的にも違和感のない、住宅にマッチした畳コーナーを作れるようになりましょう。
□リビングに畳コーナーを設けるメリット
リビングに畳コーナーを設けるメリットと活用方法を3つお伝えします。
*キッズスペース
柔らかい畳の上をキッズスペースにすることで、赤ちゃんのおむつ替えや、お昼寝スペースとして活用できます。
また、小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、心配で何かとお子様から目が離せないものです。
リビングの一角を子供スペースにすることで、家事をしながらでも、子供を見守りやすくなるので安心です。
*家事スペース
畳コーナーを家事スペースとして活用する方法もあります。
畳の上で洗濯物をたためば、足や膝も痛くならずに済み、家事への不満も改善します。
*お昼寝スペース
どっと疲れが襲ってきたときは、そのまま寝転んでしまいたいもの。
フローリングだと背中が痛くなりますが、柔らかい畳なら心地よくお昼寝できます。
ソファーを設置しなくても気軽に寝転べるスペースがあることは、畳コーナーの大きなメリットです。
□リビングに畳コーナーを作るうえでのポイント
リビングに畳コーナーを設ける際の4つのポイントについてお伝えします。
1つ目は「和室感をなくす」です。
違和感のない畳コーナーを作るためには、「和室感」を出さないことが大切です。
通常の和室用の畳を使用してしまうと、一気に和室っぽくなってしまうので、ヘリのない畳コーナー用のものを使うようにしましょう。
2つ目は「仕切りを作らない」です。
畳コーナーを障子やふすまで仕切ってしまうと、和室感が強まってしまいます。
客間として畳コーナーを使用する場合には、仕切りを作っても問題ありませんが、それ以外の場合は仕切りは設けないようにしましょう。
3つ目は「小上がり」です。
畳コーナーを小上がりにすることで、インテリア性が格段に上がり、部屋の雰囲気がぐっと高まります。
それだけではなく、寝転んだり腰を掛けて座れたりもするので、リラックスできる空間としても楽しめます。
4つ目は「畳コーナーとダイニングの距離」です。
ダイニングの椅子に座ったときの高さと、畳に座ったときの高さが違うと、部屋全体に違和感を覚えることがあります。
そのため、畳コーナーを設ける位置は、テーブルをはじめとした背の高い家具からは距離を置くようにしましょう。
□まとめ
リビングの一角に畳コーナーを作ることで、家事や育児での不満や心配事を一気に改善できます。
ただし、和室を作るわけではないので、リビングの他の部分やダイニングとの調和も考えたうえで、まとまりのある部屋づくりを進めていきましょう。
畳コーナーのあるこだわり住宅を実現したい方は、当社までお気軽にご相談ください。