住宅の外壁材の選び方のコツとは?6種類の外壁材の特徴についてもご紹介します!

これから何十年も住み続ける家だから、外壁までこだわった家づくりがしたいですよね。
イメージに沿った外壁材を選ぶためにはまず、どんな外壁材があるのかを知ることから始まります。

そこで、今回は外壁材の選び方と6種類の外壁材について特徴も含めてご紹介します。


□住宅外壁材の選び方のコツとは?


*価格

外壁材はお手頃価格のものから最高級のものまで幅広い価格帯で展開されています。
実際に同じ範囲を施工したとしても価格が10倍以上になることもあります。
そのため、外壁材を選ぶ時は初めに予算を決めてその範囲内で探すことがおすすめです。

しかし、トタン屋根のような非常に安価な外壁材には注意が必要です。
安価である代わりに、性能が低く、結果的に張り替え工事をすることになると補修費用が膨らんでしまいます。


*メンテナンス性

外壁材は雨風にさらされる環境にあるので、耐久性がメンテナンスの頻度に直結してきます。
メンテナンスの回数が少なくて済む外壁材は価格が高い傾向があります。
メンテナンスしやすい外壁材を選ぶと長期的な管理も簡単になるでしょう。


*デザイン性

外壁材の見た目は素材や色、質感、ツヤによって大きく変わります。
外壁材の種類によって高級感があったり、スタイリッシュになったり様々です。


□外壁材のそれぞれの特徴

1.窯業系サイディング

多くの住宅に採用される外壁材で、機能性や価格帯などバランスが良くバリエーション豊かです。
デザインが凝ったものや耐久性を高めるために塗装が施された窯業系サイディングは高額になる傾向があります。
メンテナンスに関しては、5~7年で目地がひび割れて隙間ができてくるので、水の浸入を防ぐために塗り直しをする必要があります。

2.金属サイディング

板材に鉄やアルミニウムを用いていて、軽くて施工しやすい点が魅力です。
外観もシンプルかつスタイリッシュにまとめられる所が人気の理由です。
金属を使用していますが、錆びにくいという特徴があるので、メンテナンスは10~15年を目安に行ってください。

3.ALC

外壁材内部に空気を多く含む構造なので、断熱性能が高く、衝撃への耐性もあります。
メンテナンスは外壁の表面部分の防水性を高める塗装を10年周期で行うことをおすすめします。

4.タイル

高級感のある見た目が特徴で、耐候性・耐久性も高いです。
その分、他の外壁材と比べると高額になる傾向があります。
メンテナンスに表面の塗装は必要ありませんが、下地が剥がれたり、タイルが割れたりするとその部分の修理が必要です。

5.塗り壁

職人が手作業で壁に外壁材を塗っていきます。
職人の熟練度によって見た目も耐久性も変化するので、一概には言えませんが、劣化しにくい特徴があります。
手作業による自然な風合いを楽しむ外壁です。

6.板張り

木の質感を活かした別荘風の雰囲気が出せる外壁材です。
経年劣化によって木の見た目に味が出てくるのを楽しめます。
ただ、防火性は低いので、しっかりとした火災対策をする必要があります。
外壁の塗装に加えて、木の張り替えは30年を目安に行います。


□まとめ

住宅の外壁材は価格やメンテナンス性、デザインの要素から予算に合った素材を探す必要があります。
外壁材の種類も様々で、デザイン豊富なものから断熱性の高いもの、自然な質感を楽しめるものまであります。
メンテナンスできる範囲で住宅のコンセプトに合った外壁材を選んでみてください。

自分に合った外壁材を探したい方は、お気軽に当社までご相談ください。

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